学校卒業後、姫路市駅裏の個人店で働きだした僕(当時16歳) 何が何でも免許をとってやるこれを常に考えてましまね。
(当時は学校が1年だったのでインターン制度といって1年間サロンで働かないと免許を受ける資格が取れなかったんです) 学校を卒業して実際働きはじめると、やれ掃除、洗濯、掃除、片付け、子供の世話 って全然お客様にも触れさせてもらえません。
なんで~ 僕は当時卒業したら、すぐにお客様に携わっていけると思っていたんです。
そんなに甘くは無かったです。
最初一番屈辱だったのは、 「虫が入ってきたから外にだして」
おい!まてとオレはこんなことをしにきてんのちゃうぞ!! っと言いたかった、でもいえなかったー。
「はい!わかりました」 ってタオルを持って飛びまわる虫をずっと追いかけてましたね・・・ それも1回だけじゃなく5・6回ありましたよ
まーそんなことも我慢しながら勤めていき 一つ一つ課題をクリアし、それでやっとシャンプーに入れ、又課題を練習し クリアすれば次! ってな具合で進むわけですよ~ でもホンマ辛かったな~ でも辞めようとは思いませんでしたよ。
すごくそこのサロンの先生も店長もスタッフも尊敬してましたし、何より仕事が楽しかったから・・・ 覚えていることは沢山ありますが、この仕事を続けて行こうと決めた出来事があったんです。
ちょっとボケた年配のお客様、髪はボサボサ!
「何日髪洗ってないねん」って思うぐらい 髪も汚れてる。
そんなお客様に嫌な顔一つ見せず笑顔で対応してる先生。
そのお客様が だんだんとカットされてるうちに・・・
いいお顔になっていくんですよ、うまくいえませんけど心の中からいい顔になるってゆうか
それでかえる時には、ニコって笑って一言
「ありがと~」
この時に俺これでメシ食っていこ、 今自分がしてる仕事がどれだけ人の心を幸せにできるか
どれだけの笑顔を作れるか挑戦していきたい。
ホンマ思いましたね。
で今までそれを思ってがんばってきたんですよ~ どうですか~ちょっといい話だったでしょ。
これで今回終わりたいところですが、、、 いや待て、これだけは言っておきたい。
その帰っていったお客様、シャンプーしたの僕なんです。
当たり前ですけど(僕しかシャンプーする人いなかったんで) その何日髪洗ってないねんって思うぐらいの髪を・・・ も~おわかりですよね~ あの泡のたたない髪、、、、、あの匂い忘れないですね~ それもいい思い出ですね。
この仕事につけてよかったっす。
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