前回に続き今回は、トリートメントの正しいやり方を説明したいと思います。
まずトリートメントはどこに作用するのかを説明したいので、髪の構造から解説していきたいと思います。
髪の構造は大きく分けて3つの部分からできています。
髪の中心になるメデュラ。パスタで言うとアルデンテみたいなところです。
メデュラを周りにあるコルテックス。繊維状のタンパク質、脂質のの構造や水分量で髪の柔らかい太いなどが決まっています。
一番外にあるキューティクル。コルテックスより硬いタンパク質で構成されています。
うろこ状になっており一枚ではなく何枚ものそうになってコルテックスを守っています。
全部をわかりやすく言うとメデュラ=骨。コルテックスは=肉。キューティクル=皮みたいな感じですね。
みなさんがいつも使っているトリートメンは一番外側にあるキューティクルに作用します。
美容室のトリートメントも髪の外側だけなのか?はこれはコルテックスの部分にまで作用し,髪の脂質,タンパク質を化学薬品(擬似的な油分、タンパク質)で一時的に補修します。
そのあとに擬似キューティクルで髪の表面に膜を作るような感じですね。
家でするトリートメントも店でするトリートメントも日々のシヤンプーで取れていきます。
家と店とでは目的が違うので比べてしまうといけませんがダメージがひどい髪の場合だと行くたびにトリートメントをしている方が多いと思いますが、トリートメントの持続が弱いと思います。
すぐに取れた!っていう感覚があると思いますが、元々の土台が健康毛とは違いますので、中にとどまる場所がダメージがひどい方は少ないんです。
綺麗を保ちやすくなるには、髪をダメージする前にトリートメントをしっかりと行うことだと思います。
そうすることでスタイル維持にも繋がっていきます。
トリートメントの仕組み髪の構造はご理解できましたか?でトリートメントの使い方について書いていきます。
ステップ⑴正しいシャンプーの仕方に書いた通りシャンプーをした後にまず、髪の水気を取りトリートメントをなじませる。
水気が多いと有効成分が流れていきます。髪が長い方はしっかりと髪の毛先にまで、トリートメントをつけてください。
ステップ⑵少し時間をおく。トリートメントの有効成分を浸透させるために時間を置きます。3〜5分はおいた方がいいですね。ホットタオルやシャワーキャップなどかぶってもいいかと思います。
ステップ⑶丁寧にすすぐ髪の表面にトリートメントが残らないように丁寧にしっかりすすいでください。
少し残るぐらいがいいって昔(僕が小学生の頃かれこれ30年前(笑))は言われていましたが、現在はしっかりとすすいだ方がいいです。
しっかりすすぐとトリートメントの意味がないように思いでしょうが、トリートメンが髪の表面に残る分量には限りがありますので、必要ないものは流してください。
残しの油分が酸化しダメージの原因にもなりやすいです。
この方法でトリートメンは大丈夫だと思います。
あ、そうそう頭皮にはつけないでくださいね,別についても大丈夫ですがフケやかゆみの原因にもなりますので根元はなるべく避けてください。
髪をドライヤーで乾かす時に、毛先などはアフタートリートメント(流さないトリートメント)を少量つけてくださいね。(小豆2個ぶん程度をよく手の平で伸ばし毛先中心につける。)
家でのケアの方法その①を一緒に読んでいただけると嬉しいです。
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